このブログはゆうパック大口契約で送料を半額にする方法についての解説記事です。
せどり(Amazon物販)を実践しているとAmazon倉庫に送るための配送費がかなり重くのしかかってきますよね。
ざっくりですが、個人でせどりを実践し売上が上がってくれば年間30万円前後の配送費がかかるかと思います。
しかしながら、、、、その配送費を単純に半分にできればどうですか?
今まで支払っていた15万円分がまるまる利益ですよね。
今回はその手法について僕の実例を元に手順や契約の流れ一から解説しますのでぜひ最後までご覧くださいね。
それでは早速内容に入っていきましょう。
もくじ
ゆうパック大口契約(後納契約)とは
今回ご紹介する「ゆうパック大口契約」は一般の方よりも多くの郵便物を発送することで通常よりも40~60%配送費が安くなる、という特別契約です。このゆうパック後納契約には料金が安くなるというメリット以外にも
・料金を一か月分にまとまられるので、経理業務を省略化できる
・切手を貼る手間が省けるため、発送業務を効率化できる
・金融機関の預貯金口座から料金を自動的に支払うことができる
・料金や取扱いがさまざまな郵便物・荷物について一ヶ月単位で料金の一括払いができる
というようなメリットもあります。
ゆうパック大口契約の利用条件
それでは次にゆうパック後納契約の利用条件についてご説明いたします。後納契約の利用条件としては明確に定められているものは
・郵便物を毎月50個以上出す
というものです(地域によって異なります)。
上記の条件を聞くと「月50個なんて、とてもできそうもない、、もし達成できなかったら、、、」と不安になるかもしれませんね。
しかし、まったく心配はいりません!
もし上記の条件が達成できなければ一年後の契約更新時に「契約が打ち切られる可能性がある」というだけです。なので心配せずにゆうパック後納契約を結んでしまいましょう。
ゆうパック大口契約の手順や契約の流れ
では実際にどのような手順でゆうパック後納契約を結ぶか解説いたしますね。
まずご自宅から近くの日本郵便局の窓口に出向き、「料金後納をお願いしたいのですが、、」と聞いてみましょう。
全ての窓口で「ゆうパック後納契約」を扱っているわけではないので電話で事前に確認しておく方がいいかもしれませんね。(僕の場合は京都駅前の京都中央郵便局に行きました)
窓口で説明をすると、奥の担当室に通されどのような荷物を送るのか?主にどこに送るのか?一ヶ月にどれぐらい送るのか?ということを質問されるので、それに答えて詳しい内容を専用の用紙に記入します。
この日はこれで終了です。
ゆうパックの見積もりが届き交渉スタート
後日、ゆうパックの見積りが届くので、それを元に交渉です。まずは郵便局から届いたゆうパックの見積もりを確認してみましょう。
僕の場合は京都中央郵便局から以下のような書類が届きました。
ここで注意すべきは「必ず他者と相見積もり」を取っておくことです。
と言うのも相手側も商売。郵便局としてはできるだけ高く契約したい。でもこちらとしてはできるだけ安く契約したい。
そんな思惑がお互いにあるので、他者の相見積もりを取ってしっかり交渉していきましょう。
ちなみに僕の場合は、最初の見積もりの料金がいつも使っている「はこboon(ヤマト運輸)」とほぼ一緒でした。
あれ!?全然安くならねー!!!(笑)
って思ってすぐにゆうパックの営業の方に連絡を入れました。
ゆうパックの値段交渉
前回頂いた名刺の営業担当の方に電話し、「いつも使っているヤマトさんはもうちょっと安いのですが、、、」と話し、希望額を伝えます。
ちなみにその時「あくまで第一希望は郵便局さんです!」と伝えることも大事です。それを伝えないと「あ、この人は契約する気ないな」と先方に思われてしまいますからね。
それから何度かの交渉の末、80サイズから160サイズのダンボールなら全てひと箱500円で送れるようになりました!(京都~大阪間)
通常なら1,500円程度の送料がかかるので1/3にまで送料を節約できた計算になります。このようにしっかりと交渉すれば値段を抑えてゆうパック後納契約を結ぶ事ができます。
契約後に担保の提供
上記のように交渉が上手くまとまれば、次は担保の提供を求められます。担保は以下のいずれかと定められていますね。
1. 現金
2. 当社が定める有価証券
3. 当社が定める保証
担保と言うと難しく聞こえるかもしれませんが例えば1ヶ月の配送料金の合計が仮に5万円だとしたらその2倍、つまり10万円を通帳に入金し、残高を10万円にして、その通帳のコピーを提示すればOKです。
ちなみに現金ですが審査を受けるときに、一時的に入金し、その後おろしてしまっても、支払日に滞りなくキチンと支払えば、その後の貯蓄額は関係ありませんのでご安心を。
ゆうパック契約後の流れ
担保を提示し、後納が承認されると以下のような通知書が送られてきます。
これで正式に契約完了です。最初は面倒に思うかもしれませんが、このように一つ一つ手順を踏んでやっていけば意外と簡単にことが運んでいきます。
では次に実際に「ゆうパック」を使って荷物を配送してみましょう。
ゆうパックで実際に配送してみる
では実際に荷物をゆうパックで配送していきます。配送の際には集荷の人にビズカードというものを毎回見せなければいけません。
このカードは、後納契約が承認されると、郵送で送られてきますので無くさないように取っておきましょう。
集荷に来てもらった時にこのカードを読み取ってもらうだけでOKです。あとは荷物に送り状を貼って、配送は完了です。
ちなみにこの送り状ですが、こちらも契約時に差出人とあて先がほぼ決まっている場合、あらかじめ印字した送り状をたくさん持ってきてくれますので、手間を省くために、こちらもお願いしましょう。
AmazonのFBA倉庫が固定されているなら、その住所をあらかじめ伝えておきましょうね。倉庫の電話番号は000-0000-0000で大丈夫です。
ゆうパック配送時の具体的な流れ
配送の際、集荷に来てもらうときは専用連絡先に電話します。大体連絡してから2時間後までには集荷に来てくれますね。
ちなみに、ゆうパックで送ると最短で翌日の朝9時に荷物が届きます。新品で値段がすぐに落ちてしまいそうな商品もこれで安心ですね。
後納契約の締結の際、配送時間が書いてある「お届け表」というものも貰えますので合わせて確認しておきましょう。
ゆうパック月末の引き落とし
そして月末になれば毎月領収書が届きます。
毎月、銀行口座からまとめて引き落とされます。自動的に引落されるので、口座の残高はマメにチェックしておきましょうね。
ゆうパック後納契約は相見積もりを取ったりと交渉に少し手間がかかりますが、一旦契約を結んでしまえば配送費が抑えられて配送時の手間もかからなくなります。
ぜひゆうパック後納契約、お近くの郵便局で聞いてみてくださいね。
ゆうパック大口契約の方法をYouTubeで解説
ゆうパック大口契約(後納契約)のまとめ
以上が「ゆうパック大口契約で送料を半額にする方法」についての解説です。
全ての郵便局でこのようにスムーズに行くとは限りませんが地域によってはこのようにゆうパック送料の大幅な削減が可能です。
ぜひお近くの郵便局で一度、交渉してみてくださいね。
と言う事で本日はこの辺りで。最後までお読み頂きありがとうございました!