「月に一度断食をすれば病気にならない」
これは世界最古の医師と呼ばれたヒポクラテスの言葉です。
断食と言うと、短期間に体重を減らす「減量」。あるいはダイエットの目的かと思われがちですが、実はそれ以上に素晴らしい効果があります。
今回は僕自身が8日間の断食を実践した感想も含めて「断食の真の効果」について解説いたしますのでぜひ最後までご覧くださいね。
もくじ
断食とは?
それではまず「断食とは何か」という事について確認しておきましょう。
断食(だんじき、ファスティング)とは、食物を断つこと。一定の期間、全ての食物あるいは特定の食物の摂取を絶つ宗教的行のこと。の事を総称して「断食」と呼びます。
消化の負担を一時的に減らす事により、腸内の環境がリセットされて健康になることから、トップアスリートも積極的に取り入れているようですね。
断食のやり方
僕は2019年のGW明けに8日間の断食を実践しました。
具体的にどんなスケジュールで断食を行っていったか、その当時のメモを元にやり方を解説いたしますね。
1~2日目:準備食
断食初期は準備食を摂取していきます。
初日から“何も食べない完全断食”をすると必ず失敗するので注意しておいてくださいね。
1日目はこのような食事を取りました。
2日目の食事です。徐々に固形物を減らしていきます。
3~5日目:完全断食
いよいよここから本格的な断食に入ります。
個人的にはこの断食初日が一番しんどかったですね。
どうしてもお腹が空いた時は、具のない味噌汁と塩だけ摂取して良いとのことだったので、合間で摂取しました。
6~8日目:回復食
3日間の完全断食を経て回復食に入ります。
回復食1日目は汁物中心。2日目からは徐々に固形物を取っていきます。
身体に優しいものを取りながら食べ過ぎないように、徐々に食事の量を増やしていきましたね。
断食の感想と何キロ痩せたか?
8日間の断食を終え、どんな効果があったのか?
個人差はあると思いますが、こちらも僕自身の経験を元に解説していきますね。
8日間で2.4キロの減量
断食の効果として最もわかりやすいのが体重の変化です。
8日間で2.4キロ体重が減り、ウエスト周りも-5センチとなりました。
たった8日でこれでけ落ちるとは思わなかったので改めて食事の大切さを実感しましたね。
体質が改善され健康に
断食をすると腸内環境がリセットされ体質が改善されます。人間が一番エネルギーを使うのは食べ物をを吸収する「消化のプロセス」です。
その消化に使うエネルギーが、身体の様々な機能の修復に使われ、結果的に以前よりも健康になったのでしょう。
頭がいつもスッキリして生産性アップ
先ほどの体質改善に付随するのですが、健康になると頭の中もクリアになります。
毎朝スッキリと起きることができ、仕事の生産性も上がりましたね。
断食で病気知らずの体になる
僕自身、断食をやる前までは「短期間で体重が落ちれば良いな」ぐらいに思ってたのですが、体重が落ちて、体質が変わり、体調も良くなって断食やってめちゃめちゃ良かったです。
僕らのような起業家は身体が資本です。体調が悪くても事業は回りますが、やっぱり生産性は落ちるし、成果も落ちます。
ですので今回の断食を通じて「健康な身体」を手に入れられた事が、痩せるより何よりも、僕の一番の収穫でしたね。
自然治癒力を取り戻す
身体本来がもっている「治癒力」を蘇らせる。
これこそが断食の真の効果なのではないかと、今回の断食を通して感じました。
今の日本は飽食の時代と呼ばれ、食べ過ぎ傾向にあり、それに伴って、ガン・心臓病・脳卒中が多くなったとも言われています。
あなた自身の健康を守ると言う意味でも、この断食というのは有効な手段になるのではないかと思いますね。
まとめ
「人(生き物)は身体の中に100人の名医を持っている。その100人の名医とは自然治癒力であり、 医師はそれを助ける手伝いをする」
これは冒頭に挙げたヒポクラテスの名言です。
現代医学が発達したとは言え、それでも薬や治療で改善されない身体の不調は数多くあります。
そんな時、今回のような「断食」という手段であなた自身の身体を元気にすることも可能です。
あなた自身がより良い人生を生きられるよう、ご自身の健康を大切にしてあげてくださいね。
それでは本日はこの辺りで。
最後までご覧いただきありがとうございました!