今や1人1台、人によっては2台3台とスマホを持つのが当たり前の時代となりました。
総務省の発表によると2019年の現在、日本の携帯契約数は2億3720万件というデータが出ています。日本の総人口が1億2000万人ですから1人2台の携帯を持っている計算になりますよね。
そんな風に我々の日常生活に欠かせないスマホ。
なのですがそのスマホ代金に頭を悩ませる事も多いのではないでしょうか?
月1万円、年間10万円以上のお金がこの小さい端末にかかっているなんて…と。
僕自身もある時ふとそう思い、そして色々調べた結果月々のスマホ代を2,000円台にまで安くする事ができました。
今回はその方法をあなたにもシェアしますのでぜひ最後までご覧下さいね。
もくじ
スマホ代・携帯代の月々の平均料金
スマホ代の月々の平均料金というものをあなたはいくらかご存知でしょうか?
MMD研究所という所が調べた所、日本人が支払っているスマートフォンの平均月額料金は、大手3キャリア(docomo、au、ソフトバンク)のユーザーは平均7876円、月額料金について聞いたところ、大手キャリアユーザーは「とても高いと思う」と「どちらかといえば高いと思う」を合わせて86.5%が「高い」と答えたそうです。
あなたのスマホ代はこの平均よりも下ですか?
ちなみに以前の僕は断然上でした(笑)ソフトバンクと契約していたのですが月々8,500円から10,000円ほど払っていましたね。
で、この月々のスマホ料金。日本にいると実感しないかもしれませんが諸外国と比べれると割と高いんです。
例えばデンマークで20時間の通話+20GBが約2,000円、シンガポールでは100GBが約1,700円でスマホが使えます。
この海外のデータを見て、あなたはどう思われましたか?
あれ?めっちゃ安いじゃん!?
そう思いませんでしたか?(笑)
諸外国でこれだけ安くできるってことは….実は日本でもこれぐらいまで料金を下げられるんです。
スマホ代・携帯代を安くしたい!
ちなみに僕は即座に思いました(笑)
日本のスマホ代たけ~~!!って(笑)
そりゃそうですよね。諸外国がそれだけ安くできるなら日本だってそれぐらいの水準に下げれるはずですし….
では次に僕が月々のスマホ代を2,000円に下げた具体的な方法をお伝えしますね。
スマホ代・携帯代を月2000円に節約する方法
僕が月2,000円にスマホ代を節約した方法。それは大手キャリアのソフトバンクから「格安スマホ」に乗り換えたんです。
それによって月々8,500円かかっていたスマホ代が2,500円にまで安くなりました。
これにより月6,000円の節約、年間にすると72,000円の節約になりましたね。
これを続ければ10年で72万円の節約。4家族世帯だと288万円の節約となります!!!!
ただスマホの契約会社を変えただけ。それによってこれだけ安くなるんですから、やらない手はないですよね。
とは言え……
格安スマホって何なの?大丈夫なの??
と疑問に思うかもしれませんのでその「格安スマホ」について次は解説いたしますね。
格安スマホとは
それでは格安スマホとは何か?ということについて改めてご紹介しますね。
docom(ドコモ)、au、softbank(ソフトバンク)といういわゆる「3大キャリア」は、自社で通信回線を持っています。
この通信回線には多くの初期投資に加えて、基地局の整備やメンテナンス代など、年間数千億円の維持費が実はかかっているんです。
また、3大キャリアはiPhoneや最新Androidスマホなど高価な端末の取り扱いが多いもの。さらに、料金プランについても完全無制限のかけ放題オプションをつけるなど、何もかも全てセットのフル装備プランが一般的です。
このような「通信設備にかかるコスト」と「フルセットのプラン料金」のために、3大キャリアの月額料金の相場は平均でも7,800円ほどかかってしまうんです。
一方、格安スマホを扱う会社は、自社で通信回線を持たず、3大キャリアの通信回線をレンタルしています。そのため、莫大な初期投資や高額な維持費が必要ありません。
このような格安スマホの契約申し込みはネットが主で、実店舗は3大キャリアよりも少ないです。その分、店舗の家賃や、お客様に対応するための人件費も最小限で抑えてあります。
また、料金プランやスマホ端末をユーザーに合わせた最適なものに設定できる点もポイント。たとえば、電話のかけ放題をつけるかつけないかを自由に選べる、低価格のスマホ端末の取り扱いが多いなど、幅広い選択肢があります。
このような背景があるため、格安スマホの月額料金の相場は3大キャリアに比べてグッと抑えられるという訳ですね。
格安スマホのメリット
格安スマホ最大のメリットは、「月額料金が安くなること」ですが、その内訳についてより詳しくみていきましょう。
自分に合ったムダのないプランにできる
格安スマホの安さの理由でも説明した通り、格安スマホは自分に必要なサービスだけを選べるので、ムダがありません。
電話のかけ放題をつける・つけない、SMS機能(電話番号によるショートメッセージ)をつける・つけない、端末はどれにするかなど自分の自由に選ぶことができ、付加させるサービスが少ないほど、月額料金は安くなります。
また、ひと月あたりのデータ使用容量が500MBや1GBなどの低容量プランも多いので、あまりスマホを使わない人なら、さらに大幅にコストダウンすることも可能です。
契約の縛りが無し・短いものが多い
3大キャリアでは、以前は契約してから2年以内に解約すると9,500円の契約解除料が発生する、いわゆる「2年縛り」がありました。
しかし、2019年10月に法律が改正され、高額な契約解除料は廃止。2年契約の途中で解約をしても、1,000円~2,000円ほどしかかからなくなりました。
大きなネックとなっていた2年縛りがなくなると、キャリアのままでも良いかな…と考え直す方もいるかもしれませんね。ところが、なんと格安スマホの場合、最低契約期間が無しの格安スマホもあるのです。
格安スマホのデメリット
さて、ここまで格安スマホのメリットを説明してきましたが、デメリットがあることも忘れてはいけません。 ここからは、格安スマホのデメリットについて説明していきます。
通信速度が遅い
格安スマホの最大の一番のデメリットと言えるのが、通信速度の遅さです。特に動画をよく見る人やYouTubeを楽しむ人は「格安スマホにしたら、通信速度が遅くなった!」と感じる事も少なくないと言われていました。
とは言え、これは1年以上も前の話。2019年の現在はこの通信速度の面が改善され、大手3キャリアとさほど変わりない速さで動画を楽しむことができます。
僕自身もソフトバンクから格安スマホに切り替えたのですが以前とかわらず動画やネットサーフィンを楽しんでいます。
設定がめんどくさい
3大キャリアでスマホの契約をすると、すぐに電話やWEBの閲覧ができる状態にして、スマホを渡してくれます。しかし、格安スマホの場合、APN(アクセスポイントネーム)と呼ばれる接続情報の設定などを、自分で行う必要があります。この設定をしなければ、電話やネットは使えません。
もちろん、説明書を読めばすぐに設定できるようになっていますが、日頃から説明書を読むのが苦手、デジタルものが不慣れという人には、ややハードルが高いかもしれません。
とは言っても、やることはシンプル。どうしても分からなければ最寄りの格安スマホの店舗に出向くか、電話で問い合わせて一緒に作業してもらいましょう。
格安スマホに乗り換える手順
それでは格安スマホに乗り換える手順についても簡単にご説明しておきますね。
1.SIMフリースマホ、または格安SIM対応スマホを用意する
2.MNP予約番号の取得
3,格安スマホと契約
4,SIMの差し替え
以上の流れで格安スマホに乗り換えることができます。
それでは1つずつ見ていきましょう。
1.SIMフリースマホ、または格安SIM対応スマホを用意する
まずは格安スマホで使用する「スマートフォン本体」を用意しましょう。
と言うのも、ドコモ、au、ソフトバンクで購入したスマートフォンはそのキャリアでしか使用できないようになっているるからです(SIMロックと言います)。
そのためどのSIMでも利用できるSIMフリー端末、もしくはdocomo端末を用意しましょう。(多くの格安スマホはdocomo回線を使用しているためドコモのスマホは使える場合が多いです)
2.MNP予約番号の取得
スマホが用意できれば次は大手キャリアから格安スマホ会社と契約するための手続きを行いましょう。大手キャリアから他者と契約するためには他社へ移行するためMNP予約番号を取得する必要があります。
MNP予約番号とは番号を他社に移行するための整理券のようなものですね。
MNP番号を引き継いで他社に乗り換える場合は、移転する前のキャリアからMNP予約番号を取得し、移転先にそれを伝えます。
MNP予約番号はそれぞれキャリアのホームページや電話問い合わせによって取得出来ますし、電話でも教えてくれますので取得いたしましょう。
3,格安スマホと契約
使用するスマホとMNP番号を取得できれば実際に移行していきましょう。とは言え、基本的にやることは格安SIMの申し込みを行うだけです。
契約したい格安スマホ会社のHPを開きアカウント登録を行い、後は契約したいプランの選択、契約者情報、支払い方法、本人確認(身分証明書の提出)を行います。そしてその際、事前に習得したMNP予約番号も入力します。
4,SIMの差し替え
無事移行が完了して番号が記録されたSIMが届いたらさっそく新しいスマホに差し替えてみましょう。
ほとんどのスマホは背面のカバーを外せばすぐに装着すべきところが分かると思います。スマホ自体にも説明書は付いているのでそれを見ながら、分からない場合はサポートに電話しながらやってみてください。
装着が完了したら実際に電話をかけるなりインターネットに繋いでみたりして動作を確認しましょう。
まとめ
以上が僕がスマホ代・携帯代を節約し月2,000円にスマホ料金を下げた方法でした。
格安スマホへの移行は分かりにくい点が多いですが、そんな時は店頭に行って一緒に移行手続きを行ってもらいましょう。
年間数万円、浮いたお金で美味しいものを食べたり、ちょっと贅沢に旅行に行ってみるのも良いですよね。
それでは本日はこの辺りで。
最後までご覧いただきありがとうございました!