「読書は最高の自己投資である」。巷ではよくこんな事を言われますよね。
勉強熱心なあなたは読書家だと思いますが”読書の効果”という点ではいかがでしょうか?
かけた時間に対しての効果は上がっていますか?
今回は500冊の本を読んできた僕の読書体験記を交えながら「読書の効果を高める3つのポイント」について解説いたしますのでぜひ最後までご覧くださいね。
もくじ
なぜ読書をするのか?を明確に
まず具体的な3つのポイントについてお話する前に、
ここで一度「なぜ読書をするのか?」という目的を明確にしておきましょう。
ただ”漠然と読書をする”というのは、ボ~っとテレビを見たり、ダラダラとスマホゲームをするのとそれほど変わりありません。
もちろん”リラックスや気分転換”という意味での読書ならそれでも良いのですが、この記事を読んでいるあなたは勉強熱心で「もっと読書の効果を高めたい」と思っていますよね。
ですので読書をする前に”なぜこの本を読むのか”という事をまずは明確にしておきましょう。
読書は問題解決のツール
読書をする目的は千差万別です。
ですが共通して言えるのが”何か問題を抱えていてその解決策を見つけるために読書をしている”という事ではないでしょうか?
人間関係、仕事、恋愛関係、自己成長など。あなたが今抱えている問題を明確にして、その解決策のためのツールとして読書を活用していきましょう。
読書の効果を高める3つのポイント
では読書の効果を高めるにはどうすれば良いのでしょうか?
具体的なポイントを解説いたします。
気になった所に線を引くorメモを取る
まず1つ目は「気になった所に線を引くorメモを取る」という事です。
1冊300ページの本があるとして、大事なポイントというのは凝縮されていることがあります。
ですので最初はその本の全てを吸収しよう、とするのではなく、まずはピンポイントで学ぶ、ということを意識してみてください。
例えば僕自身の事を例に挙げますと、僕は会社員時代、営業職の仕事を4年ほどやっていました。
なのですが学生時代から人見知りだった僕は「自分に営業なんて本当にできるのか?」という風に、とても不安だったんですね。
そこで営業に関して書かれた本を片っぱしから読んでいきました。
当時、僕が読んだ本はこんな感じです。
「プロフェッショナルセールスマン ~「伝説の営業」と呼ばれた男の壮絶顧客志」
セールスドッグ (金持ち父さんのアドバイザーシリーズ)
渋谷ではたらく社長の告白
そしてこの3つの本。1冊300ページから400ページほどありますが、営業において成果を上げるのに大切な事だと感じたのは、以下のようなことでした。
・成果が上がらないと感じているならそれは”失敗の数”が少ない事。それゆえまずは施工回数を増やしどんどん失敗すること
・人はパッと見3秒で判断される。スーツは清潔感がありながらも万人受けするものに
・目標数字をから逆算して日々の行動量を決めること
このように最初はピンポイントで自分が気になった所や大事だと思った所をメモ書きしておくことが大切です。
学んだ事を”一つ”実践する
このプロセスを踏み次は実践です。そしてここでのポイントは”1つだけ”という点です。
というのも、人間というのは今までしたことのない行動を取るととてつもないストレスを感じます。
それがどのような小さなことであってもです。
それゆえ本から学んだ”数多くの事を一度にやろう”とするとストレスがかかり過ぎて結果的に実践せずに終わってしまいます。
それゆえ、まずは今の自分でもできそうな事”1つだけ”を選び、まずはそれを実行してみましょう。
上記のメモ書きの中から僕がはじめにした事は「服装を変える」という事でした。
メモした中で一番早く変えられると思ったからなんですね。
僕は早速、百貨店の紳士服売り場に行き、清潔感がありながらも万人受けするスーツを担当者の人に選んでいただき購入しました。
見た目を変えてから約2ヶ月、明らかにお客様の反応が代わり、それに比例して僕の営業成績も伸びていきました。
このように「読書」というものをより効果的に実践する事で、僕の人生はよりよいものへとなっていきました。
1つの本を繰り返し読む事
最後のポイントは“繰り返し読む”という事です。
人間というのは今まで生きてきた経験から“自分のフィルター”を通して物事を見てしまいます。
読書に関しても同じで“自分のフィルター”を通して知識を得て、理解しようとするので、“見落としてしまう点”というものが必ず出てきてしまうんですよね。
ですので1つの本を1回読んだだけで終わらず、繰り返し繰り返し読むようにしましょう。
そうする事でより読書の効果を高めることができます。
映画やドラマでもそうですよね。
1回見て終わり、とするよりも何回も鑑賞することで「あ、この場面はこんな風に繋がるのか」「この伏線はここで回収されるのか」といったように、より理解が深まりますよね。
という事で、メモを取りながら読書をして→その中の1つを実践して→そして再度読書をして新たな気づきを得る。
という風なサイクルで読書を自分の人生に活かしていきましょう。
まとめ
「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人間であるかを言いあててみせよう」
これはフランスの法律家で美食家でもあるブリア・サヴァランの言葉です。
食べ物が人間の体に影響を与えるなら、「知識」も人間に影響を与えると言えます。
どんな知識を体に取り入れるのか。そして取りれた知識をどのように活かすのか?
それによって人生が「より豊かに」「より色濃いもの」になると僕自身は思っています。
『読書』は人生を良くするためのツールでしかありません。
あなた自身の人生をより良いものにするために、楽しい毎日を過ごせるようになるために、いつも笑顔で過ごせるように。
ぜひ読書というツールを有効に使っていきましょう。
それでは本日はこの辺りで。
最後までご覧いただきありがとうございました!