今回はゼロベース思考について解説いたします。
有名なコンサルタントやアメリカ大統領も取り入れているこのゼロベース思考。
この考え方をマスターすればあなたのビジネスがより加速していきますし、起業家には必須のスキルなのでぜひ覚えておきましょう。
それでは早速内容に入ります。
もくじ
ゼロベース思考とは?
ゼロベース思考とは、従来の概念をなくし、白紙の状態から物事を考えることです。
常識自体を根本から見つめ作業と言い換える事もできます。
仕事をしていると、その業界のセオリーや会社の慣習に何も疑問をもたず、それらを前提に仕事をしている方が多いのではないでしょうか?
ゼロベース思考は、発想に枠を作らないで仕事をする思考法です。
もっとかみ砕いて言うと物事を始めたからと言ってそれをやり続けることは無い、という事ですね。
・この活動を今やっていなければ、この活動は今始めるだろうか?
・このシステムが今存在しなければ、今このシステムをあえて使うだろうか?
・その答えがもしNOであればそのシステムあるいは活動を即刻廃止しなければならない。
という考え方です。
ゼロベース思考の例
例えばあなたが映画を見に行ったとします。
映画館に入って映画を見始めた時「この映画はつまらないな…」と思い始めたとします。そう思ったときに即刻帰ればいいんです。
ゼロに戻して、もしこの映画を見ていなければこの映画を見ることを選ぶだろうか?もし答えがNOであれば、即刻その活動を中止してもっと有意義な活動に自分の時間を振り分けましょう。
ゼロベース思考でアイディアマンに
普通、仕事で何かしらの目標を立てる時、これまでの結果や現状を加味して目標達成までのプロセスを考えますよね。
しかし、ゼロベース思考で目標達成までのプロセスを考える場合は、それらを参考にせず、つまり前提をなしに考えるわけです。
そうすると、仕事の目標達成における余分な思考がなくなります。そして、仕事の目標達成に向けた新しいアイデアも生まれやすくなるのです。
僕のゼロベース思考活用例
ゼロベース思考がどういうもので、仕事にどんなメリットがあるのか基本的なところはわかったと思います。ではゼロベース思考を僕が活用した例をご紹介します。
せどりにゼロベース思考を活用
僕はせどりを始めてからしばらく「中古のプリンター」を仕入れて販売していました。
大きな商品でライバルも少なく、利益も一台4000円ぐらい取れたからです。
ただ、しばらくすると問題が起きるようになりました。
プリンターという精密機械は故障しやすかったのです。配送時のちょっとした衝撃で動かなくなり、仕入れて販売できても返品、という事が多くありました。
またライバルも増え、価格競争が増えて以前ほど利益が取れなくなりました。
ここで僕はゼロベース思考を使いました。
「もし、今プリンターを仕入れていなかったら、これから先もプリンターを仕入れるだろうか?」
僕の答えはNO!でした。
ゼロベース思考で収益アップ
そして僕はプリンターを仕入れることをやめ、新たにリサーチを開始しました。
その結果、もっと利益率が高く、しかも中古でも故障の率が低い商品を発見しました。
ゼロベース思考で考えなければたどり着かない商品でしたね。
ゼロベース思考を動画で復習
ゼロベース思考のまとめ
以上が「ゼロベース思考」についてのご説明です。仕事に関する内容であれば何でもいいので、あくまで過去や現状を加味せずに考えてみてください。
できるかできないか、周りからの評価などはとりあえずおいておきましょう。
今回の記事は以上です。それでは本日も最後までお読み頂きありがとうございました!